インターコンチネンタルホテル、AI活用で食品廃棄物30%削減へ

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世界有数のホテルグループである、インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)が、AI(人工知能)を活用してホテル内の食品廃棄物を自動追跡・量を測定し、廃棄を30%削減する計画を発表した。国連が提唱する持続可能な開発目標(SDG)を支持し、効率的でサステナブルなレストランやバーの運営をすることを目的としている。

この取り組みは、2019年のサーキュラーエコノミーアワードの受賞歴もあるイギリスのコンピューター会社、Winnowと共同で行われる。同社が提供するVision AI技術をつかうグローバルホテルは、世界でもインターコンチネンタルホテルズグループが初だ。

食品廃棄物を減らすためのVision AI技術は、インテリジェントカメラとスマートスケール、およびAIベースのスマートメーターを使用する。そしてレストランやバーで調理中の食材や、調理場に返却された皿を分析し、一番ムダになっている食品とその量を推定する。これらのデータを蓄積することで、食材の購入やメニュー決め、調理法の改善をするのだ。

AI技術で改善されたメニューを調理をするシェフ

当技術はすでに、ヨーロッパ、中東、アジア、アフリカ地域の7つのインターコンチネンタルホテルで導入されている。このなかでも最も実績を上げているのが、アラブ首長国連邦のインターコンチネンタル・フジャイラ・リゾート。わずか6か月で、食品廃棄物を50%以上削減することに成功した。

同グループのヨーロッパ、中東、アジア、アフリカ地域の責任者であるケネス・マックファーソン氏は、「プラスチックストロー廃止によってムダを省いたり、環境への負担を軽くするための革新的技術の導入をしたり、われわれにできることはたくさんある。Winnow社とのパートナーシップは、ホテルがより魅力的なメニューをつくる手助けになるだろう。この技術が、世界中の多くのホテルで使われるのを楽しみにしている。」と述べている。

これから数ヶ月以内に、さらに30ものホテルでこのAI技術の導入が予定されており、ヨーロッパ、中東、アジア、アフリカ地域でも60以上のホテルが関心を示している。今後の展開に期待だ。

【参照サイト】Winnow Vision
【参照サイト】Award-winning AI technology helps IHG hotels track, measure and reduce food waste