【1/16イベント開催】食 × サーキュラーエコノミー~都市で食の地産地消・循環型農業をどう実現する?in横浜〜

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食 × サーキュラーエコノミー~都市で食の地産地消・循環型農業をどう実現する?in横浜〜

※本イベントの現地フィールドワーク参加は締め切りました。オンラインにてご参加いただけます。

新型コロナウイルス感染症の拡大や気候危機や資源枯渇などと、様々な社会課題が顕在化するなか、地球の資源の範囲内で社会的な公正を実現し、持続可能な繁栄を目指す「サーキュラーエコノミー(循環経済)」への移行が求められている。

そんななか、横浜では、同市内各地で展開されているリビングラボ活動を支援する一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスが中心となり、サーキュラーエコノミーの文脈において語られることが多い「Planet(環境)」「Profit(経済)」だけではなく「People(人々)」の側面にも重点を置いた独自のビジョン「サーキュラーエコノミーPlus」が掲げられ、産官学民が一体となった様々な循環型のまちづくり活動が展開されている。

【特別対談・前編】横浜の「サーキュラーエコノミーplus」が描く、持続可能な都市の未来

今回、この「サーキュラーエコノミーPlus」のビジョン実現に向けて、循環型のまちづくりに欠かせない多様な主体同士のつながりの創出、移行に向けた担い手を育成することを目的として、地域の実践者らが主体となったサーキュラーエコノミー学習プログラム「Circular Economy Plus School」を企画した。

今回のフィールドワークのテーマは、「食のサーキュラーエコノミー」。横浜というと桜木町・みなとみらいエリアの近代的な街並みを思い浮かべる方も多いかもしれない。しかし、実は横浜市内には市域の総面積の約7%を占める3,000ヘクタール以上の農地があり、様々な野菜や果物などが栽培されている。

地域のなかで食の循環を実現させ、地産地消を推進することは、フードマイレージ(食品の輸送距離)の削減に伴うCO2排出量の低下、健康で新鮮な食品の摂取による市民の健康増進、地域経済の活性化など様々なメリットが生まれる。

今回のフィールドワークでは、横浜市南部の金沢区を中心に活動を展開しているSDGs横浜金澤リビングラボの皆さまが活動されている場所を訪ねる。金澤リビングラボでは、廃棄予定のアマモを肥料として活用して唐辛子などの野菜を育て、地元小学生らと共に地域産品となる「金澤八味」を開発するプロジェクトを展開している。

廃棄アマモを肥料に野菜を育て、小学生と商品化。横浜・金沢の地域循環型まちづくり

実際の現場の様子も見ながら、地元農家、小学校、事業者らがどのように連携して地域に恩恵をもたらす循環型の農業プロジェクトを実現したのか、そのストーリーと今後の展開についてお話をお伺いする。横浜市内で「食」の地域循環に取り組んでいる方々をゲストにお呼びし、横浜ならではの食のサーキュラーエコノミー、地産地消・食を通じた循環型コミュニティの作り方について学んでいく。

当日は、廃棄予定の海藻アマモを活用した循環型農業に取り組んでいるSDGs金澤リビングラボの活動拠点となる八景市場と永島農園を訪問し、実践者のお話を聞きながら横浜における食の循環と地産地消、食を通じた地域活性とまちづくりについて一緒に考えていきたい。

コーディネーターのご紹介

永島太一郎氏(永島農園)

神奈川県茅ケ崎市生まれの38歳。サラリーマン家庭に育ち新卒で外資銀行→ベンチャー立ち上げから妻の家業である農業を継ぐために農業の世界に入る。2012年よりおひさまシイタケの栽培、2014年より黒宝きくらげの栽培を開始してほぼ通年でキノコの生産から加工販売まで手掛ける。椎茸狩りやBBQ、収穫体験を通じた食育体験にも力を入れる。

 

平野健太郎氏(八景市場 フードコミュニケーター)

1977年生まれ。生まれも育ちも横浜市金沢区。学生時代は国際ワークキャップというボランティア活動を通じて日本全国のまちづくりに関わる。卒業後は水道技術者として幅広く活動を展開する傍ら、「食」をテーマにした様々なイベントに関わりながら、日本酒の良さを様々な角度から探求するユニット「日本酒ラバース」を結成。2019年1月から新しい賃貸住宅の在り方「コミュニケーションのある暮らし」を軸としたアパートメント「八景市場」をオープン。<\p>

奥井奈都美氏(アマンダリーナ代表)

2014年夏、青みかん(摘果みかん)との出会いを機に、それまで捨てられていた青みかんの美味しさと商品としての価値を見出す。“もったいない!から、おいしい!へ”の思いから立ち上げた「横浜産青みかん商品化プロジェクト」が横浜市地産地消事業に認定され、2015年より事業を本格化。青みかんを活用した様々な商品を開発。2018年法人化。2019年横浜環境活動賞、2020年横浜市食の3Rきら星活動賞を受賞。
町おこし、地産地消、農福連携、サーキュラーエコノミープラスを形にした地域産品、金澤八味の製造を監修。

プログラム概要

開催日時 2020年1月16日(土)10:00~14:00
開催場所 八景市場・永島農園(オンラインにて中継)
参加費用 1,500円※学生は500円割引
主催 LOCAL GOOD YOKOHAMA 2.0 実行委員会
Circular Yokohama(ハーチ株式会社)、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、LOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)
詳細 プログラムの詳細は公式ページをご覧ください
お申込み Peatixにてお申込みください
Peatix URL:https://ceps2.peatix.com

※ご都合があわない場合は後日アーカイブ動画をお送りします。

当日のスケジュール

  • 9:50  集合(ZOOM)
  • 10:00 プログラム開始
    チェックイン(プログラムの内容説明・グループにわかれ参加者同士で自己紹介)
  • 第1部 八景市場(オンライン参加の場合:現場の様子を中継)
    「食×コミュニティに関する取り組み事例紹介」平野氏
    「循環型農業と産学連携による地域産品づくり」奥井氏
  • 第2部 永島農園(オンライン参加の場合:現場の様子を中継)
    「農業を通じた地域コミュニティとの連携・地産地消の魅力」永島氏
  • 第3部:現地参加・オンライン参加で別コンテンツ
    ー現地参加者:永島農園でのキノコ狩り体験
    ーオンライン参加者:感想共有・ディスカッション
    テーマ例:
    「食を通じた循環型コミュニティのつくり方」
    「地域課題を解決する食の循環プロジェクト」
    ※参加者の興味関心に合わせてテーマを変更する場合があります
    ※キノコ狩りの様子も中継する予定です
  • 14:00 最後にチェックアウト、感想共有
  • 第4部:ネットワーキング(任意)

こんなあなたにおすすめ

  • 食のサーキュラーエコノミーに興味がある方
  • 都市農業の課題や可能性について知りたい方
  • 地域の中で食や農をテーマとする循環型プロジェクトを立ち上げたい方
  • フードロスを活用したバイオ素材に興味をお持ちの方
  • 横浜の「食」に関わる実践者とつながりたい方

【参照サイト】Circular Yokohama
【参照サイト】Circular Economy Plus School
【参考記事】廃棄アマモを肥料に野菜を育て、小学生と商品化。横浜・金沢の地域循環型まちづくり
【関連記事】特別対談・前編/横浜の「サーキュラーエコノミーplus」が描く、持続可能な都市の未来
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