休校で余った給食をお取り寄せ。食品ロス&給食関係者を救う「うまいもんドットコム」の試み

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新型コロナウイルス感染症が世界で猛威をふるう中、日本では、4月7日に史上初となる緊急事態宣言が7都府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)を対象に発令された。

全国の学校では新年度になると同時に休校期間が終わることも期待されていたが、今回の緊急事態宣言を受けて休校延長となる地域もある。児童・生徒たちの健康を最優先するのはもちろんだが、学校給食も取り止めになっており、子供たちのために用意されていた大量の食材は行き場を失ってしまった。

そんな中、株式会社食文化が運営を行なう「うまいもんドットコム」は、農林水産省の委託を受けて、給食関連事業者のところに残ってしまった手つかずの食材を「学校給食応援活動」という形で一般消費者に販売している。私たちが食べることが、食品ロスの削減と給食に関わる人々の助けになるのだ。

食べて応援キャンペーン

購入できる商品は、新鮮な野菜から、魚の味噌煮や天ぷらなどの加工食品、デザートまで多種多様で、送料はすべて無料。商品ラインアップは、入荷にあわせて次々に変わっていく。

自宅で巣ごもりをしているときは、気持ちが塞ぎ込まないように何か楽しみを見つけることが大切だ。懐かしの給食の味を楽しみながら、食品ロスを減らし、困っている事業者を支援し、さらに家庭での料理に新しいバリエーションを加えることができるのなら、とても有意義ではないだろうか。

新型コロナ流行のような世界的な危機に直面しているなか、社会のさまざまなところで課題が発生している。皆で何とか力を合わせて、この難局を乗り切りたいものだ。

【参照サイト】うまいもんドットコム

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