アジア一幸せな国ベトナムの社会起業家と、本当の「豊かさ」を考える旅 in ハノイ

Browse By

〜アジア一幸せな国ベトナムの社会起業家と、本当の「豊かさ」を考える旅 in ハノイ〜

たとえば、遠い遠い国で起こっている社会問題が、あるとき「あの子の住む街で、あの子が直面する問題」に変わったとき、人はいてもたってもいられなくなるだろう。

体験すればするほど、世界の問題がジブンゴト化する」というコンセプトではじまったExperience for Good。今回紹介するのは、IDEAS FOR GOOD編集部が企画するオリジナルのツアーだ。

「お金を稼ぐことも大事だけれど、自分のことも、地球のことも、大切にしたい」「社会貢献やソーシャルビジネスの分野に興味があるけれど、どうしても一歩を踏み出す勇気が出ない」──そんなあなたにぴったりの旅を提案する。

2018年11月、IDEAS FOR GOODが見た「ベトナム」

編集部は昨年の11月に、東南アジアの新興国の中でも特に経済発展が著しいベトナムを訪れた。伝統的な街並みが残る首都のハノイと、高層ビルが立ち並ぶホーチミン。

Hanoi

Image via Unsplash

Ho chi minh

Image via shutterstock

そこで見たのは、経済発展していくベトナムが直面する大気汚染や都市部と農村部の間で起こる教育格差、プラスチック問題などの社会課題に、真摯に向き合う人々だ。

ベトナムのサステナブルな暮らし特集】では、そんな社会問題を解決するアイデアとビジネスを掛け合わせた、ビジネスを通じて社会課題の解決に取り組む、現地の社会的企業を10社以上取材した。

ベトナムイベント

今回、IDEAS FOR GOOD編集部が提案するのは、私たちがベトナムで出会った社会的企業を訪ねる「アジア一幸せな国ベトナムの社会起業家と、本当の“豊かさ”を考える旅」だ。

旅の舞台はベトナムの首都、ハノイ。

hanoi

Image via shutterstock

経済が発展する中で、ベトナムが直面している社会課題を学びながら、現地の社会起業家やそこで働く人々と交流し、ほんとうの「豊かさ」を考える。そんな4日間のIDEAS FOR GOODのツアーを、人数限定で行う。

経済発展する中でも、ベトナムが忘れていないもの

ベトナムの若者たちは、右肩上がりの経済しか知らない。2018年の実質GDP成長率は7.1%と、過去10年間でもっとも高い成長率を記録した。人口は約9,000万人、その54%が30歳未満という若さだ。また、ベトナム国内では「2020年までに100万社のスタートアップ企業を創出する」というスローガンが掲げられ、毎年多くの若い起業家が誕生しているという側面もある。若者たちの勢いは、計り知れない。

Hanoi

Image via Unsplash

そして、ここで注目したいのが幸福度だ。ベトナムはHappy Planet Index(世界幸福度指数)で第5位の位置にいる。Happy Planet Indexとは、各国の平均寿命、人生の満足度、エコロジカル・フットプリントのデータを用い、「消費される環境資源量当たりに生じる人間の幸福の度合い」を評価し、どの国の住民が長く幸せで持続可能な人生を送ることができるかを数値で測り、ランク付けしたものだ。

ベトナム日本を比較すると、「一人当たりのエコロジカル・フットプリント」の値に大きな差があるのが分かる。エコロジカル・フットプリントとは人類が地球環境に与えている「負荷」の大きさを測る指標のこと。日本が5.0であるのに対し、ベトナムは1.7と、驚くほど低い。

経済が発展にするにつれて、今後直面する社会課題も増えていくと考えられる。そんな将来に向けた転換期を迎えるベトナムで今、現地の社会的企業はどのように課題と向き合っているのか。そして今後、どう向き合っていこうとしているのか。そこには、私たち日本人が学ぶべきことがあるだろう。

ほんとうの「豊かさ」とはなにか?

今回の旅では、ベトナムでは経済発展しながらも、なぜ人々が「幸せ」なのか、さらに追究する。昨年度ベトナムを訪れたIDEAS FOR GOOD編集部が注目したのは、ベトナムで大切にされている人と人の「つながり」だ。

ハノイ

Image via Unsplash

日本は、本当に便利だ。しかし、便利になり過ぎたことで、人と人とのつながりが希薄になってしまっていないだろうか。ときに「便利すぎること」は、人間らしさをも奪ってしまう。不便だからこそ、人と人の間に助け合いが生まれ、便利すぎる現代で大切なことに気づくきっかけをくれる。ベトナムにいると、不便は決して悪いことではないと感じる。

社会貢献とは、インパクトのある仕事をすることだけではない。自分の人生、目の前の人とのつながりを大切にし、丁寧に生きること。そうすることでおのずと、社会や地球のことも考えることができるのではないだろうか。

ベトナムに住む日本人がベトナムで想うこと。それには、どこか共通するものがある。

Pizza 4P’sが大切にしているのは『自分自身の心の在り方』です。結局、モノやコンディションで人は満たされません。環境よりも、まずは自分自身。一人一人が自分を愛して初めて、目の前の人を愛することができ、幸せにすることができる。そうすると、自然と心に余裕ができて地球環境のことを考えることができるようになります。僕たちに関わる人々の心の在り方にコミットすること。それが、僕たちの最優先事項です。

─Pizza 4P’s 代表 益子氏(取材より)

益子氏

Pizza 4P’s 取材風景

ベトナムに住んでみてわかったのは、この国は十分に豊かな文化を持っているということです。ベトナム人の収入はまだ低いですが、食事などの基本的な生活はとてもリッチです。とにかく植物や野菜が食べきれないほど育ち、家族同士や近所同士の助け合いが生きています。豊かな自然が育んだ質の高いプロダクトを用いて、丁寧に生活をしています。人生は、こんなにも豊かなんだと、僕はベトナムから学びました。

─農業幼稚園建築家 丹羽氏(取材より)

Mr.Niwa

農業幼稚園 取材風景

「ほんとうの豊かさとは何か?」

便利に慣れ過ぎてしまった私たちが今、ベトナムの人々の価値観に触れることで、これからの社会を、よりよく生きるためのヒントに出会えるだろう。

訪問するベトナムの社会的企業

今回の旅で訪問する社会的企業は、なんと8社以上。その一部を、ご紹介する。

CSIP

    ビジネスと社会的発展は、異なる2つの世界ではありません。私たちは、ミッションを達成するために学び、共有することができます

ベトナムの社会企業の最大支援組織であるCSIPベトナム。2008年の創立から現在まで、199のベトナムの社会的企業をサポートしている。代表のオアン氏は、社会起業家育成や児童保護、女性の権利に関する専門家。ベトナムが抱える社会課題やベトナムの社会的企業についてツアーの最初にお話いただく。

Dao’s Care

    “ソーシャルエンタープライズ”という言葉は、助けてはくれない

目が不自由な人々をセラピストとして雇用し、マッサージスキルだけではなく、語学や料理の作り方など様々な自立支援トレーニングを行うマッサージ店。サパの少数民族の伝統文化を支援し、さらに目に見えない人々に雇用と自立支援の機会をも提供している。お話を聞きながら、実際にマッサージを受ける体験も。

KOTO

    「Know One, Teach One──すべてを知る必要はないけれど、ひとつ学んだらそれを次の人につなげられるように

旅行口コミサイトのトリップアドバイザーでも高評価を受けるレストラン。働く従業員の多くは、かつて孤児やストリートチルドレンなど、社会的に不利な立場にいた若者たち。貧富の差が問題となっているベトナムで、若者に無償で職業訓練を提供するKOTOの取り組みにせまる。

Kilomet109

    消費者は良い商品を買って、愛着を持って長く使うマインドを持つ必要があります

機械で大量生産するのではなく、少数民族の職人たちの伝統的な手仕事による「スローファッション」を手がける。自然染料を用い環境への影響を最小限に抑えながら、地域社会への利益を最大限に。今回は実際にハノイの西湖のほとりにあるショップを訪ね、CEOのタオ氏に現在取り組んでいるプロジェクトやベトナムでのエシカルファッションの動向を伺う。

Pizza 4P’s

    Pizza 4P’sでやりたいのは“レストランから農業を変えていく”ことです

圧倒的成長を遂げ、現在ベトナム国内に11店舗を構えるピザレストラン。ベトナム中部の高原地帯ダラット産の自家製チーズとオーガニック野菜を使ったピザの美味しさは世界中の人々を魅了する。今回はサステナビリティに関する取り組みを伺いながら、ランチを楽しむ。

Tohe

    子供の遊び心を100%活かす

ハンディキャップを持った子どもたちが描いた絵をデザインに取り入れた、オリジナル雑貨を販売。べトナムの学校で行われる美術教育は解説が多く、「自由に創造すること」が重要視されていないため、アートワークショップを通して子どもが本来持つ豊かな創造性を育てる。お話いただくテーマは「アート」「子ども」「ハンディキャップ」

takashi niwa architects

    長く残るものをつくることが、ほんとうのサステナブル

ベトナム東南部、ドンナイ省にあるFarming Kindergartenのデザインを手がけた丹羽氏。また、Pizza 4P’s Phan Ke Binhをはじめとした環境と文化を重視した建築物を、ベトナムを中心に東南アジアのさまざまな国で手がけている。今回はtakashi niwa architectsの事務所を尋ね、サステナブルな建築のヒントを伺う。

Zo project

    ビジネスを通じて紙づくりの伝統コミュニティを守る

ベトナムの伝統的な紙作りの文化を守り、若者世代にもその素晴らしさを伝えようと、伝統的な紙を使用した雑貨アイテムを販売。伝統文化に若者が求めるエッセンスを少し加えるだけで、伝統は「守るもの」から「欲しいもの」へと変わる。今回は都市部から離れたホアビンで、地元の職人と交流しながら実際に紙作りを体験し、ベトナム北部のムオン族の生活にも触れる。

・・・・and more

※訪問先は変更の可能性あり。

旅を共にする編集者・サポートスタッフのご紹介

今回の旅を共にする、IDEAS FOR GOOD編集者をご紹介する。

加藤佑(かとうゆう):IDEAS FOR GOOD編集長/ハーチ株式会社代表

    1985年生まれ。大学卒業後、リクルートキャリアを経て、日本最大級のサステナビリティ専門メディア「Sustainable Japan」の立ち上げ、大企業向けCSRコンテンツの制作などに従事。2015年12月に Harch Inc. を創業。翌年12月、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」を創刊。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格保持者。

富山恵梨香(とみやまえりか):IDEAS FOR GOOD編集部

    フィリピンの滞在をきっかけに、人があたたかく活気のある東南アジアが好きになり、大学卒業後には日系不動産会社のベトナム、ハノイ支店に勤務。滞在中には日越交流機会創出のため参加者200名を超える駅伝大会を企画。現在は、IDEAS FOR GOODの編集者・ライターとして国内・海外の社会起業家を取材。Podcast配信を担当。

宮木志穂(みやぎしほ):IDEAS FOR GOOD編集部

    大学では国際協力を学び、在学中の英・リーズ大学での留学ではサステナビリティを専攻。新卒は日立製作所でSEとして設計・製造に従事し、現職。現在は国内・インドネシア・デンマークをはじめとした社会起業家への取材、IDEAS FOR GOODで取り上げたニュースのSNS配信を担当。メルマガの中の人。

編集部のおすすめポイント

今回のツアーは、参加者や日本人・ベトナム人のソーシャルイノベーターたちとの交流により、通常の旅行では味わえないような学びを得たり、現地の人とのつながりを感じたりすることができるものになっている。

1. つながり

「出会い」は旅の醍醐味であるが、今回のツアーでは、参加者や訪問先とただ出会うだけではなく、「共創する仲間」としてつながる。

2. 気づき

今回、世界中の社会的企業を知るIDEAS FOR GOOD編集部チームが、事前勉強会から、旅中、旅後までガイド。一歩踏み込んだ発見を積み重ねられるため、普段の旅行とは異なる“気づき”を得られる。

3. 体験

ただ話を聞くだけではなく、現地の社会起業家や担当者と対話し、能動的に意見を交わす「体験」をすることで、ただの視察ではなく、自らが動くことでツアーを創り上げていく。

また、ベトナムに精通したガイドが、3泊4日という時間を最大限に有効活用したツアープランを用意し、効率的に複数の社会的企業を尋ねることができる。

プログラムの概要

プログラムの詳細

実施期間 2019年12月6日(金)〜9日(月)3泊4日
場所 ベトナム・ハノイ
ツアー代金 14.8万円(航空券、宿泊費、食事込み)
定員 10名 ※最大・最小催行人数:10名
スケジュール
  • 1日目(12月6日)
    午前 集合(成田空港)
       空路、ハノイへ(10:00-14:25 VN311)
       ハノイ到着
       到着後、ホテルへご案内
       ホテルチェックイン(ネスタハノイホテル
       夕食交流会
  • 2日目(12月7日)
    午前 CSIPさんからベトナムの社会課題について公演
       企業訪問①
       企業訪問②
       ランチ
    午後 企業訪問③
       企業訪問④
       企業訪問⑤
       ディナー
  • 3日目(12月8日)
    午前 企業訪問⑥&ホアビントレッキング・伝統工芸紙づくりワークショップ
       ランチ
    午後 企業訪問⑦
       企業訪問⑧
       ディナー
  • 4日目(12月9日)
    午前 空港へご案内
       空路、日本へ(8:40-15:05 VN384)
       解散(羽田空港)

※イベントの日程は参加者のご都合により適宜調整の可能性あり。

申込期間 2019年9月13日~2019年10月15日
主催団体 主催:ハーチ株式会社(IDEAS FOR GOOD編集部)/株式会社エイチ・アイ・エス/株式会社 YUIDEA

イベントを開催します!

今回のツアーに関する説明会を行います。当日は、IDEAS FOR GOOD編集部が、本ツアーの魅力をたっぷりご説明いたします。「ベトナム」「東南アジア」「サステナビリティ」「社会問題」「環境」「旅」のどれか一つでも興味がある方は、ぜひお気軽にお越しください!

開催日時 2019年10月4日(金)19:30~21:00(受付:19:15~)
場所 H.I.S.旅と本と珈琲とOmotesando
東京都渋谷区神宮前4-3-3 バルビゾン7番館
最寄駅 東京メトロ各線「表参道駅」A2出口から徒歩3分
参加費 無料
定員 15名程度
イベントURL https://e4g-vietnam.peatix.com/

プログラムの詳細・お申し込みはこちらから

お申込みをご希望の方は下記連絡先へ「メールまたはお電話にて」お問い合わせください。

株式会社エイチ・アイ・エス  法人旅行営業本部 関東団体営業グループ 
第四事業支店(視察・国際会議セクション)  尾崎(オザキ)
営業時間:平日10:00~18:00 / 土・日・祝 定休
E-mail:grouptravel-4@his-world.com
TEL:03-5205-1840 FAX:03-5205-1849