【9/5開催】未来のレシピを考えよう。世界食料デーに向けた次世代料理コンテスト

Browse By

次世代の料理人たちが、食の未来を「問う」。世界食料デーに向け、未来のレシピを考えるコンテスト

英国に本部があるSRA(SUSTAINABLE RESTAURANT ASSOCIATION)の日本支部、日本サステイナブル・レストラン協会(SRA-J)は、2022年7月27日から、世界食料デーの10月16日にかけて、ミレニアル世代以下のシェフまたは、調理師専門学校の学生を対象に、「未来のレシピを考える」コンテスト「Creative Chefs Box 2030」をオンラインで開催する。

サステナブルな未来の分岐点といわれる2030年。日本政府が温室効果ガスの46%削減を掲げた達成期限の年であり、国連が採択した持続可能な開発目標「SDGs」の最終年でもある。さらに、2022年のロシアのウクライナ侵攻により混沌とする世界情勢の中で、食の安全保障が揺らいでいる中で、私たちに何ができるだろうか。

昨年度に引き続き、2回目の開催となる「Creative Chefs Box 2030」では、次世代の料理人たちが、食材や、それらを取り巻く環境や社会に対して「問い」を立て、未来のレシピを考えていく。

Creative Chefs Box 2030

      「Creative Chefs Box 2030」3つのコンテンツ

    01. 持続可能な食を学び、「問い」を立てるワークショップ
    02. 未来の食のスタンダード?レシピのCO2排出量も測定
    03. 「Creative Chefs Box 2030」未来のレシピ公募・審査発表

持続可能な食を学び、「問い」を立てるワークショップ

2030年の飲食店のメインプレイヤーとなり得る調理師学校の学生と、若手シェフ、それぞれで「2030年の食のあり方」を考え、議論を深めていく。

SRA-Jは「調達」「社会」「環境」の3つを柱に、飲食店・レストランのサステナビリティを包括的に評 価しています。それらの概要を学んだ後、学生や若手シェフが今、「食の未来」に対して抱いている疑問や課題を掘り下げ、そこから「問い」を立て、レシピの考え方を模索する。

若手シェフ向けワークショップ
開催日時 8月17日(水)14時30分〜16時30分(オンライン)
参加者 若手シェフ
申し込み方法 こちらのPeatixページで受付中
企画協力 株式会社イートクリエーター
学校法人村川学園ワークショップ
開催日時 8月26日(月)13時00分〜14時30分開催(オンライン)
参加者 学校法人村川学園(大阪調理製菓専門学校/東京山手調理師専門学校)学生
申し込み方法 プレスのみ受付

未来の食のスタンダード?レシピのCO2排出量も測定

カーボンニュートラルの実現に向け、2030年までに「カーボン価値(良好なる炭素循環)を実感できる社会の実現」を目指す、一般社団法人サステナブル経営推進機構(以下「SuMPO」)の協賛のもと、LCA手法を用い、ファイナリストのレシピのCO2排出量を測定する。

コンテストを通じて、人間の健康バロメータとして開発された食物カロリー同様、地球の健康バロメータとして「炭素(CO2の排出)」を一般生活者の生活の中で触れ、実感し、意識できる機会を提供する。

CO2を見える化!未来のレシピのあり方を考えるウェビナー
開催日時 9月5日(月)15時00分〜16時00分(オンライン)
登壇者 一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO) 理事長 石田秀輝氏(東北大学名 誉教授)
申し込み方法 SRA-JのPeatixページよりお申し込みください
協賛・企画協力 一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)

「Creative Chefs Box 2030」未来のレシピ公募・審査発表

ミレニアル世代以下のシェフまたは、調理師専門学校の学生を対象に、料理人としての「問い」 から、未来のレシピを考えて、全オンラインでコンテストを実施。 ①サステナビリティ、②クリエイティビティ、③見た目 の3つの指標をもと、SRAのOne Planet Plate(※)の項目に基づいて審査し、ファイナリストのレシピはSuMPOによるLCAの測定も参照する。

※ One Planet Plateとは、サステナビリティに配慮したスペシャル・ディッシュをレストランが紹介し、レシピを投稿するグローバルキャンペーン。 料理は、次の6つの基準の1つ以上を満たす必要がある。
1. より多くの野菜を使用
2. 低カーボンフットプリント
3. ベターミートの使用
4. 地産地消と旬の食材の推進
5. 水産資源と生態系の保全に配慮した魚介類の使用
6. 食料の無駄をなくす

レシピ公募期間 9月16日〜9月30日
ファイナリスト審査 10月2日〜10月15日
ファイナリスト発表 2022年10月16日(世界食料デー)
アワード発表 2022年10月24日(世界開発情報の日)
発表方法 特設サイト
公募対象 ミレニアル世代(1980年生まれ)以下の、シェフまたは調理師専門学校生
副賞 最優秀賞受賞者への研修旅行、メディア掲載
審査員 SRA-J、FOOD MADE GOODアンバサダー
特別審査員 unis(ユニ)エグゼクティブシェフ 薬師神 陸氏
FARO(ファロ)エグゼクティブシェフ 能田耕太郎氏
日本料理 富成(とみなり)オーナーシェフ 冨成寿明氏

一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会(SRA-J)とは?

食のアカデミー賞と称される「世界のベストレストラン50」でサステナブル・レストラン賞の評価も行う英国本部と連携し、格付けやキャンペーンを実施。サプライヤーやレストラン、消費者コミュニティの構築を通して、フードシステムの課題解決に取り組み、食の持続可能性を推進している。

▶公式サイト:https://foodmadegood.jp/

FOOD MADE GOODに関連する記事の一覧

FacebookTwitter