「ネタバレを見たくないなら、外出自粛を」学生が考案した、Netflixの“家にいたくなる”屋外広告

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新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)感染拡大の影響による外出自粛のために、家にいながら映画を観ることができる動画配信サービスの人気が伸びている。

新型コロナ対策で「家にいよう」という呼びかけが世界中で行われるなか、広告専門学校Miami Ad Schoolハンブルク校の学生と卒業生が、Netflixの作品のネタバレを書いた広告を街中に設置するというアイデアを発表した。これでネタバレを見たくない人が外出を控えるようになるという、人々の行動変容を促す広告アイデアだ。※これは専門学生のアイデアであり、実際のNetflix広告ではありません。

ネタバレの一例を挙げると、コロンビアの麻薬王であるパブロ・エスコバルの生涯を描いたドラマ「ナルコス」のラストを「The good guy doesn’t win in Narcos(ナルコスで、良い奴は勝たない)」と紹介している。他にも「ストレンジャー・シングス」や「ラブ・イズ・ブラインド」といった作品のネタバレがされている。

このアイデアはツイッターで非常に話題になった。考案した学生によると、多くの人が広告に対してポジティブなフィードバックを寄せ、なかにはNetflixによる本物の広告だと勘違いした人もいたようだ。Netflixの公式アカウントもこれを「クリエイティブなアイデアだ」と評価しつつ、 Netflix公式の広告ではないことを指摘している。

このアイデアが生まれたきっかけは何だったのだろうか。考案者の1人であるブレイブ氏は、同校を卒業して母国であるタイに戻ったときに、政府がパンデミックの危険性について国民に十分に伝えていないと感じたという。「それなら、自分たちの最も得意なやり方で力になりたい」と考えたのが始まりだった。自分の持ち場で、できることをやるのが大切だ。

コロナ禍のなか、広告制作の現場も変化に対応したものが生き残っていくのだろう。文化としての広告を、守ってほしいと強く思う。



【参照サイト】 Ads of the World – The Spoiler Billboard

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