e-ヘルス(e-Health)とは・意味
e-ヘルス(e-Health) とは・意味
e-ヘルスとは、情報テクノロジー(ICT)を有効活用したヘルスケアサービスのこと。医療・介護・健康分野でのICT活用において広義に解釈されている。
日本におけるe-ヘルスの導入状況
増大する医療や介護の費用を抑え国民の健康寿命を伸ばすため、医療・介護・健康分野ではネットワーク化の推進が行われている。例えば電子カルテの導入により、患者の情報を複数の医療機関で共有したり、治療にかかる医療物資の分配や医師の派遣を適切かつ効率的に行ったりできるような仕組みの構築だ。
また、ICTの活用は医療技術向上の面でも期待されている。精密な医療カメラの導入により、これまで以上に安全かつ緻密な手術が可能になる。さらに高度なデータ通信技術の導入においては、手術支援ロボットによる遠隔手術の研究開発も行われている。
e-ヘルスを介した国民への情報提供
国民に向けては、厚生労働省e-ヘルスネットにて、健康的な食事や運動に関する様々な情報が公開されている。特定の生活習慣病を改善するためのエクササイズや飲酒のガイドラインなど健康維持のための具体的な取り組みを紹介することで、国民がインターネットを通して自身の健康向上に取り組むことのできるe-ヘルスの仕組みを採用している。
世界の動き
WHOによると、世界のWHO加盟国のうち58%がすでに何らかのe-ヘルスの仕組みを取り入れており、55%の国では電子化された患者の医療情報を適切に扱うための法律や規制が確立されている。
またWHOは、グローバルな健康向上を牽引する存在として、健康に関する戦略や方針を世界基準で示しながら、研究や調査を進めている。例えば医療従事者の教育に向けたインターネットによる学習ツールの開発や、2011年からは断続的に、世界のステークホルダーを巻き込みICTを活用したワークショップや会議、討論を行ってe-ヘルスの仕組みを通した医療分野のコミュニティ形成に努めている。
【参照記事】総務省 医療・介護・健康分野の情報化推進
【参照記事】e-ヘルスネット(厚生労働省)
【参照記事】World Health Organization eHealth
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