HRTech(エイチアールテック)とは
HRTech(エイチアールテック)とは、人材を表すHuman Resourecesと技術を表すTechnologyを組み合わせた言葉だ。企業の人材管理や人事業務全般で、テクノロジーを活用して業務効率化や人材戦略の推進などを可能にする技術やサービスのことを指す。
テクノロジーの進出が従来の市場やサービスに大きな変革をもたらす、X-Tech(クロステック)の潮流の一つとして見られている。
分野と市場規模
HRTechが活用されている分野は、主に「採用管理」「人事・配置」「労務管理」「育成・定着」の4分野だ。国内のHRTechのクラウド市場は約180億円に達しており、今後も毎年40%の成長率が見込まれる。
世界的に見ても、毎年平均11%、2025年までに3.3兆円の市場規模まで成長すると見込まれているなど、成長も見込みが著しい分野だ。
多くの場合、HRTechを活用したサービスはクラウド上で提供され、導入や更新の手間が少ない、あらゆるデバイスからデータにアクセスできる、コストが抑えられるといった特徴がある。
歴史と海外の動向
HRTechは、1960年代に給与計算のシステムが始まり、90年代にネット上に求人を出すことが一般化したタイミングで普及し始めたといわれている。
近年では、先進国での労働者人口減、職場でのダイバーシティの重視、労働生産性や多様なワークスタイルの普及、従業員のエンゲージメントの重視といったトレンドを受けて、これらを解決するサービスが生まれており、グローバルで注目されている領域だ。
今後の展望
欧米では、ミレニアル世代が仕事を通した成長をより重視していたり、データの取得・分析の技術が進んでいたりするなどのトレンドがある。
従来の人材管理の効率化に加えて、従業員の能力開発を進めるサービスや、データを用いてマネジメントをサポートしたり、AIによるデータを元にした採用が注目を集めている。今後も最先端のサービスに期待が高まる。
【参照サイト】総務省|平成30年版 情報通信白書|産業の多様性の拡大
【参照サイト】Archivers
【参照サイト】GALLUP













