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3Dプリンターとは・意味

3Dプリンターで工作をする子供達

3Dプリンターとは?

3Dプリンターとは、3D CADや3D CGなどのソフトウェアで作成された3次元データをもとに、立体物を作り出す機器のことを言う。二次元情報を積み重ねていくことで、立体モデルを製造する。

材料を積み上げる方法にはさまざまなやり方がある。液体樹脂に光を当てながら少しずつ硬化させたり、一定の温度で熱溶解させた樹脂を積み重ねたり、粉末状の材料に高出力レーザーを照射し焼結させたりして、型を作っていく。

もともと「ラピッドプロトタイピング(Rapid Prototyping)/高速に試作を行う技術」として、製造業業界で広く使われていた。しかし、2000年初頭から特殊技術の特許が切れはじめ、低価格の3Dプリンターが登場してきた。2012年には、アメリカ発の雑誌「WIRED」編集長のクリス・アンダーソン著『MAKERS ~ 21世紀の産業革命が始まる~』が出版され、3Dプリンターの名前が一気に浸透し、翌年2013年は3Dプリンター元年と言われている。

3Dプリンターの用途

製造業での試作品作りはもちろん、医療現場、宇宙産業、建築産業でも活用されてる。また、学校の工作、携帯ケース作り、プレゼント用など、個人の用途の幅も広がっている。

これまでIDEAS FOR GOODでも、3Dプリンターを使ったおもしろいアイデアとして、ホームレスのシェルター作りや、ゴミでできた公共ベンチオーガニックなタイヤなどを扱ってきた。

また、デザイナーの思考をビジネスにも生かそうとする「デザイン思考」では、自分たちのアイデアを手を動かして形にしながら考えることが大事である。そのため、簡単に素早く模型が作り出せる3Dプリンターはますます必需品になるといえよう。

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