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発達障害とは・意味

発達障害とは

Image via Unsplash

発達障害とは?

脳機能の発達の偏りによる障害のこと。この脳のアンバランスさにより、社会生活やコミュニケーション、言語活動などに困りごとが生じてしまう。傍から見ると単なる努力不足や性格の問題のように捉えられてしまうことがあり、生きづらさを感じてしまう当事者も少なくない。

代表的な発達障害には以下の3つが挙げられる。

ADHD:注意欠陥・多動性障害

主に、ケアレスミスや忘れ物が多いなどの「不注意」、じっとするのが苦手な「多動性」、何かを思いつくとすぐに行動に移してしまう「衝動性」の3つの特性をもつ。人により症状やその程度は異なる。

<具体例>
・不注意でケアレスミスが多い。
・忘れ物や失くし物が多い。
・片づけが苦手
・時間を守れない。
・ものごとを先延ばしにしてしまう。
・後先考えず、衝動的に行動してしまう。
・じっとしていられない。

ASD(自閉スペクトラム症)

自閉症・高機能自閉症・アスペルガー症候群などを含めた障害の総称。対人関係やコミュニケーションが苦手、興味・関心に偏りがありこだわりが強いなどの特徴がある。人により症状やその程度は異なる。

<具体例>
・人との距離感がわからない。
・コミュニケーションが苦手。
・暗黙のルールや言外の意味を読み取るのが苦手。
・興味関心の幅が限定されている。
・行動に強いこだわりがある。
・感覚過敏もしくは感覚鈍麻である。

LD(学習障害)

全般的な知的発達には問題がないにも関わらず、ある特定の能力に極端な困難を抱える障害。

<具体例>
・読字障害(ディスレクシア):文字が読めない、字形の違いをうまく認識できない、文章のどこを読んでいるかわからなくなるなど
・書字表出障害(ディスグラフィア):文字が書けない、文字の左右を反転して書いてしまう、字を書くのに時間がかかるなど
・算数障害(ディスカリキュリア):計算ができない、数字や記号が上手く認識できないなど

ひと口に発達障害といっても、ADHD・ASD・LDごとに特徴が全く異なる。また、同じ診断名がついていても、脳の特性や発達の仕方には個人間で大きな差異があり、人それぞれ抱えている困りごとは異なる。また、発達障害の特性が見られるものの診断基準を満たさない「グレーゾーン」という状態に該当する人もいる。

少しでも生きづらさを減らすためには、カウンセリングを受ける、自身の過ごしやすいように環境を整える、周囲の人からサポートを貰う、医師の指導のもと適切な服薬を行うなどの工夫を行うことができる。

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