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リベラルアーツとは・意味

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リベラルアーツとは?

リベラルアーツ(Liberal Arts)とは、言語系3学(文法・論理・修辞)と数学系4学(算術・幾何・天文・音楽)で構成される自由7科(セブンリベラルアーツ)のことを指す。ギリシャ・ローマ時代に端を発し、17世紀のイギリスを経てアメリカに継承され、日本に伝来した。

リベラルアーツの目的

リベラルアーツの目的は、単に「一般教養」を身につけることではない。それは、「生きるための力」であり、「自由になるための手段」なのだ。

幅広い知識を身につけ、多様な考え方を理解する。すると、世の中の常識を疑うことができ、「こうあるべき」という囚われや束縛から解放され、自由人として生きていくことができる。また、未知なことを学ぶと自らを相対化でき、他者に対して謙虚になり、尊厳を持って接することができるようになる効果もある。

AIやその他テクノロジーの発展によって単純作業などを人間がやらなくて済む時代に、人間が価値を発揮できるのは、社会がより良くなるように新しいものを創造することである。既存のものに対して「問い」や「疑い」を持つための技法であるリベラルアーツは、これからの時代に欠かせないものだ。

どこで学べるのか

リベラルアーツが学べるアメリカのリベラルアーツカレッジでは、少人数制による基礎的な教養と論理的思考力の習得を重視している。日本国内の大学だと、国際教養大学(秋田県)、東京大学(東京)、国際基督教大学(東京)、早稲田大学国際教養学部(東京)、立命館アジア太平洋大学(大分県)などがリベラルアーツ教育を提供している。また、社会人でもリベラルアーツを学べるように、大学の公開講座も用意されている。




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