グローカルとは・意味
グローカルとは?
グローカル(Glocal)とは、「地球規模・世界規模」を意味するグローバル(Global)と「地元・地域」を意味するローカル(Local)という2つの英単語を組み合わせた造語だ。主にグローカルな事業やグローカル化、グローカル人材などと使われる。
グローバル企業:世界規模に事業やサービスを展開したり、事業所を設置したりする企業。グローバル人材は、一般的に複数言語を操り、世界的な視野や世界的に通用する技能を有した人材のことを言う。
ローカル企業:事業を行う所在地の近隣地域に根ざした商品・サービスを提供する企業。地域の言葉、文化、慣習等を理解し、その地域のニーズに即した事業を行う。ローカル人材は、事業を行う地域に居住、またはその地域の出身で、現地の言語、文化、慣習等を熟知した人材のことを言う。
このグローバルとローカルのいいとこどりをするのがグローカルだ。世界規模に展開・通用する考えで、地域の文化や慣習に向き合い、社会のニーズに合った貢献をすることを指す。「Think Globally, Act Locally.(地球規模で考え、足元から行動しよう)」という言葉もある。
グローカルの例
たとえば、世界中に展開しているフードチェーンが、インドではカレー味を採用し、日本では醤油味を採用するといったものがある。現地の志向やニーズを満たすことで成果を高め、またご当地メニューを出すことは、現地の顧客の心を掴むことにもつながる。
ITのアプリケーションを世界的に展開する際は、プラットフォームを多言語化し、世界各地の異なる法律や制度等に対応し、カスタマイズできる仕様にするように努める。世界の異なる地域でやり取りする際は、共通のプラットフォームを使用することで、利便性が非常に高まるのだ。
グローバル・シティといわれるような大都市からは距離を置き、田舎の小さな町や村を拠点にしてローカルに活動をしながらも、世界的に影響力のある商品や芸術を生み出すこともグローカルと言われる。都市に物事が集約していく流れにあえて逆行することで、新たな発想や価値を生み出し、世界に通用するインパクトをもたらす。これは、辺境にいながらも、豊富な情報にアクセスし、発信もできるインターネットがあるからこそと言えるだろう。
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