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MENA(ミーナ)とは・意味

mena

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MENA(ミーナ)とは?

中東・北アフリカ地域の国々を指す略称で、Middle East & North Africaの略。MENAの中心となる国は、湾岸協力会議(GCC)の加盟国であるアラブ首長国連邦、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、バーレーンで、その他の国については諸機関によって定義がまちまちだ。

MENAが注目される理由

MENAは今後成長していく市場として、また新しい投資先として注目されているが、それはなぜなのか。1つめの理由としては、GCCの加盟国を中心に、原油収入をもとにした高い経済成長率が実現したことが挙げられる。2つめの理由として、MENAにはアラビア語という共通語があるため、企業が販売網を拡大しやすい点が挙げられる。

3つめの理由として、MENAが多くの人口を擁しており、若年層比率が高いことが挙げられる。人口の増加率が非常に高い国も少なくなく、将来的に高い購買力が期待される。また安価な労働力が豊富な点も注目されている。

イスラム教固有の行動様式や伝統文化に注意

MENAの多くの国ではイスラム教が主流であるため、MENAへのビジネス展開の際には、イスラム教徒の食習慣など独自の生活様式に留意する必要がある。

イスラム教独自の伝統文化を背景にサービスが広まる場合もある。例えばイスラム教の厳格な価値観によって女性が車を運転することが禁じられていたサウジアラビアでは、配車アプリのUberを利用する乗客の8割が女性だったという(なお、2018年6月に女性の自動車運転は解禁された)。

地政学的リスクが課題

MENAの経済は依然として石油などの豊富な天然資源に頼る部分が大きいが、建設業、製造業、情報通信業など新しい産業の育成にも取り組んでおり、今後さらなる経済成長が期待できる。

その一方でMENAには政治的、軍事的、社会的に不安定な国が含まれ、それらの動向が国際経済や企業活動に影響を及ぼすという地政学的リスクも存在する。混乱が続く国が安定に向かうには、その国の政権が多少なりとも民主化要求や反政府勢力の声を取り入れてソフトランディングを目指したり、国際社会がそういう国を支える体制を取ったりする必要があるだろう。

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