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EdTech(エドテック)とは・意味

EdTech(エドテック)とは?

教育(Education)とテクノロジー(Technology)を融合させた造語。学習スタイルや教材にデジタル技術を活用し、従来の教育の仕組みに変革をもたらすビジネス、サービス全般を指す。

わかりやすい例としては、小中高生向けのスタディサプリや、タブレットを用いた授業、動画学習、社会人向けのオンラインプログラミング講座などがあげられるが、中でも注目を集めているのが、ハーバード大やスタンフォード大など欧米の一流大学によるオンライン講義 MOOC(Massive Open Online Course)だ。いくつかご紹介しておこう。

ICTやeラーニングとの違いは?

以前から学校教育の現場で取り入れられてきた「ICT(Information and Communication Technology)教育」の一つである「eラーニング」とも似た言葉である。

しかし、eラーニングとの違いとしてEdTechには双方向性・匿名性・低コストといった特徴があり、教師が生徒に一方的に教材を提供するのではなく、時間や場所を問わず相互のコミュニケーションができ、より多くの人に、手軽に学びの機会を提供できるようになった。近年、エドテックの分野で活躍する非営利団体も登場している。

1人1台タブレットを持つ時代

文部科学省は、1人1台の情報端末、電子黒板、無線LANなどが整備された環境で、ICTを活用して子供たちが主体的に学習できるための実証研究を2011年から行っている。2020年までには、すべての学校で「1人1台タブレット」が実現するよう、政府が後押ししているのだ。

日本の教育現場は、EdTechが積極的に取り入れられているところもあるが、まだアナログで旧態依然とした部分も多い。これから質の高い学習を提供する一つのポイントとして、いかにテクノロジーを上手に使いこなせるかがカギとなってきそうだ。

【参照サイト】文部科学省 – 学びのイノベーション事業




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