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エシカル消費とは・意味

地球の周りをショッピングバッグが囲んでいる

エシカル消費とは?

エシカル(ethical)とは、倫理的・道徳的という意味であり、エシカル消費は、人や社会、環境に配慮した消費活動を指す。消費者庁が定める消費者基本計画にも倫理的消費について言及されている。

世界での動き

1989年にイギリスで専門誌「Ethical Consumer」(倫理的消費者)が創刊された。また同年、イギリスでは、「エシカル・トレード・イニシアチブ」というエシカルビジネスの協会も発足している。これらの動きもあり、ヨーロッパではエシカル消費という概念が普及している。

エシカル消費を浸透させる方法として、イギリスやノルウェーでは学校教育での導入が効果的であると判明した。ほかの方法としては、市民団体によるキャンペーンやメディア報道も役に立つ。

さらに、2015年に国連で採択された17の持続可能な開発目標(SDGs)の目標12が、「つくる責任つかう責任」だ。このように国際的にエシカル消費を広めようとする潮流ができている。

日本での動き

2016年に日本でおこなわれたエシカル消費に関する意識調査では、「エシカル」という用語の認知度は5%以下と低い。

しかし、エシカル消費者に対するイメージとしては、ポジティブなものが約半数を占め、エシカル消費をすることに対しては全体の約40%の人が関心を持っている。

一方で、実際にエシカル行動をしているのは、男女とも50,60代の人が最も多く、次に30代が続いている。購入しない理由として多いのは、「本当にエシカルかどうかわからない」「価格が高い」という理由だ。

具体例

そもそも何が「エシカル」なのか?この疑問について、インドの人権活動家でノーベル平和賞受賞者のカイラシュ・サティヤルティ氏は次のように語る。

「自分にとって良いことが、他の人にとって、また、地球にとって悪いことでなければ、それは倫理的です。自分が人生を楽しんでいても、それが他の人の犠牲やいかなる形であれ、搾取や虐待の上に成り立つものであってはなりません。自然に対する搾取もです。」

具体的には以下の分野があるとされる。

  • 地球環境:エコグッズ、リサイクル、認証ラベルのついた商品
  • 人:障害者、児童労働
  • 社会:フェアトレード
  • 地域:地産地消、被災地産品

【参照サイト】「倫理的消費(エシカル消費)」普及・啓発活動
【参照サイト】「エシカル消費って、何?」(くらし☆解説)

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