ワーケーションとは・意味
ワーケーションとは?
「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語。オフィスを離れ、どこかで休暇を過ごしながら働くことだ。「ワーケーション」という言葉そのものは、2000年ごろにアメリカで生まれたとされ、近年働き方が多様化してきた影響で世界中に広がっている。
オフィスから離れたところで仕事をするという点では、リモートワークやテレワークと同じだが、ワーケーションはただ離れているだけではなく、ビーチやリゾート、温泉街などの「休暇先」でゆったりバカンスを楽しみながら働く。たとえ仕事が忙しくても、「仕事扱い」で家族で海外旅行に行き、子供がビーチで遊んでいる合間などに数時間、仕事をしたりもできるのだ。
ワーケーションは「日本だからこそ」流行る?
日本では、仕事に穴が開くとして長期休暇をためらう社員が多い。しかしワーケーションが認められると、インターネットさえあれば休暇先でも仕事ができるため、仕事に大きな穴があくことはない。また、仕事なので滞在日数を伸ばしやすく、海外といった遠い地域も旅の目的地に選ぶことができる。
元々は、パソコンやスマホさえあればどこでも仕事ができるフリーランサー、デジタルノマドが旅行をしながら仕事をするという働き方だったが、最近は企業にも導入されるようになってきている。2017年には、JALがワーケーションを導入したとして大きな反響があった。
ワーケーションは、仕事の合間にリフレッシュができることも魅力的だが、なにより「休暇として」ではなく「仕事として」リゾートなどの休暇先に行けることが、日本人の休暇へのハードルを下げるという意味で魅力的だ。結果、これを導入することで働き手の満足度も高まる。
一方で、そうでもしないと休めないという悲しい現実も同時に見えてくる。実際、英語でワーケーションについて書いている記事の中には、「休暇先でなぜ仕事をしなければならないのか」「普通にオフを取れば良いじゃないか」と否定的なものも多かった。そして、同じ企業内でも、現場を離れられないような職種ではワーケーションをすることが難しいということも課題だ。
企業でも広がりを見せるワーケーション。課題もあるが、仕事という名目があることで休暇先に行きやすくなり、自分のペースで働くことができることで、社員の満足度が高まるというのは、働き方改革として成功しているといえる。
ワーケーションに関する記事の一覧
用語の一覧
あ行
- アイソレーション・エンヴィー
- アウティング
- アース・オーバーシュート・デー
- アカウントベースドマーケティング(ABM)
- アクアポニックス
- アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)
- アグリテクチャー
- アグリフッド
- アグロフォレストリー
- アセクシャル
- アップサイクル
- アドボカシー・マーケティング
- アファーマティブ・アクション
- アライ(Ally)
- アームチェア・アドボケイト
- アンダードッグ効果
- 人新世(アントロポセン)
- アンペイドワーク
- イケア効果
- インクルーシブデザイン
- インクルーシブビジネス
- インテレクチュアル・ダークウェブ
- イントレプレナー(イントラプレナー)
- インパクトソーシング
- インパクト投資
- インフォームドコンセント
- インフォデミック
- ヴィーガン
- ヴィーガンファッション
- ウェアラブルデバイス
- ウェルネス
- ウェルビーイング
- ウォーカブルシティ
- ウォーターフットプリント
- エイジズム
- エクスポネンシャル思考
- エコサイド
- エコーチェンバー現象
- エコファンド
- エシカルオフィス
- エシカル消費
- エシカルバンク
- エシカルファッション
- エッジコンピューティング
- エレン・マッカーサー財団
- エンゲージメント(議決権行使)
- 欧州グリーンディール
- オーガニック(有機栽培)
- オープンガバメント
か行
- ガイア理論
- 拡張分析
- カーボンオフセット
- カーボンネガティブ
- カーボンフットプリント
- カーボンポジティブ
- カーボンニュートラル(気候中立)
- カーボンリサイクル
- カーボンロックイン
- 環境税
- 環境正義
- 環境レイシズム
- 関係人口
- 規格外野菜
- 気候緩和
- 気候危機
- 気候正義
- 気候非常事態宣言
- ギフトエコノミー
- キャップ・アンド・トレード
- キャンセルカルチャー
- クラウドファンディング
- クリックベイト
- グラフィティ・アート
- グリーンウォッシュ
- グリーンインフラ
- グリーンキー
- グリーン・スワン
- グリーン成長戦略
- グリーンビルディング
- グリーンボンド
- グリーンリカバリー
- クルエルティフリー
- グレートリセット
- グローカル
- クロスドレッサー
- クローン文化財
- ケアエコノミー
- ゲーミフィケーション
- ゲームチェンジャー
- 効果的利他主義
- コラプソロジー
- コラボラティブエコノミー
- コレクティブハウス
- コンシャス・キャピタリズム
- コンストラクティブジャーナリズム
- コンセプチュアル・アート
- 昆虫食
- コンポスト(堆肥化)
さ行
- サイバーカスケード
- サイレンス・タクシー
- 座礁資産(ストランデッド・アセット)
- サステナビリティ
- サステナブル・シーフード
- サステナブル・ツーリズム
- サーキュラーアドバンテージ
- サーキュラーエコノミー
- サーキュラーデザイン
- サードプレイス
- サブスクリプションエコノミー
- サーマルリサイクル
- シェアリングエコノミー(共有型経済)
- ジェネレーションZ(Z世代)
- ジェンダーニュートラル
- ジェンダーフルイド
- ジェンダー・ポジティブ
- ジェントリフィケーション
- 自然資本会計
- 持続可能な開発目標(SDGs)
- 社会的責任投資(SRI)
- シリアスゲーム
- 素人革命
- 集改札スト
- 修理する権利
- ジュガード
- シンギュラリティ
- 水素経済
- 垂直農業
- スウェットショップ
- ステークホルダー・エンゲージメント
- ステークホルダー資本主義
- ステレオタイプ
- スペキュラティブ・デザイン
- スポンジシティ
- スマートグリッド
- スマートモビリティ
- スマートホーム
- スマートリテール
- スラックティビズム
- スラット・シェイミング
- スレイジアン
- スロージャーナリズム
- 生物多様性
- 生理の貧困
- セクシュアル・コンセント
- ゼブラ企業
- ゼロウェイスト
- ゼロエミッション
- 選挙割
- センスメイキング
- ソーシャルグッド
- ソーシャルデザイン
- ソーシャルハウジング
- ソーシャルビジネス
- ソーシャルリスニング
- ソーシャルレンディング
た行
- 代替肉(フェイクミート)
- タイニーハウス
- ダイバーシティ
- ダイベストメント
- 男女同権
- 炭素固定
- 地域循環共生圏
- チャットボット
- チャーナリズム
- ディープラーニング
- デカップリング
- テキストコマース
- デ・グロース(脱成長)
- デザイン思考
- デジタル・ガバメント
- デジタルシティズンシップ
- デジタル手続法
- デジタルデトックス
- デジタルタトゥー
- デジタルトランスフォーメーション(DX)
- デジタル倫理
- デジタルファッション
- データドリブン
- デュアルスクール
- 電子廃棄物
- 統合報告
- 都市生態学
- 都市農業
- ドーナツ経済学
- トランジションデザイン
- トランジション・ファイナンス
- トリプルボトムライン
- トレーサビリティ
な行
- ナイトタイムエコノミー
- ナッジ(行動経済学)
- ナラティブ
- ニュー・ノルディック・キュイジーヌ(新北欧料理)
- ナラティブ
- 人間拡張
- 人間中心設計
- ネクサスアプローチ
- ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)
- ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)
- ノンバイナリー
は行
- バーチャルウォーター
- バイオフィリックデザイン
- バイオマス
- バイオミミクリー
- バイオプラスチック
- バイオ燃料
- バイオレメディエーション
- 墓友
- ハウジングファースト
- ハザードマップ
- パッシブデザイン
- 発達障害
- パートタイム・ヴィーガン
- パートタイム・ベジタリアン
- パーマカルチャー
- ハラルフード
- バリアフリー
- パリ協定
- パンセクシャル
- パンデミック
- バンドワゴン効果
- 半農半X
- ビオトープ
- BIO HOTEL(ビオホテル)
- ビッグデータ
- ヒュッゲ
- ヒューマニウム
- フードセキュリティ
- フードファディズム
- ファイトマイニング
- ファイトレメディエーション
- ファイナンシャル・インクルージョン
- フィランソロピー
- フィルターバブル
- フィーカ
- フェアトレード
- フェーズフリー
- フォー・グッド
- フォルケホイスコーレ
- プラスチックフリー
- ブルーウォッシュ
- ブルーエコノミー
- ブルーカーボン
- ブレインストーミング
- フレキシタリアン
- ブロックチェーン
- 分散型社会
- 分散型ホテル
- 紛争鉱物
- ベーシックインカム
- ベジタリアン
- ヘドニスティックサステナビリティ
- ヘルスリテラシー
- ポストワークエコノミー
- ボディシェイミング
- ボディ・ポジティブ