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テックラッシュとは・意味

テックラッシュ

テックラッシュとは?

テックラッシュ(techlash)とは、技術(tech)と反発(backlash)が合わさってできた造語である。近年勢力を増している大手テック企業に対し、アメリカの一般大衆が抱く反発感情を意味する言葉だ。

テクノロジーが社会に浸透するにつれて、大手テック企業が膨大な個人情報を乱用している・選挙へ不当な干渉を行っているといったスキャンダルが生まれるようになった。ITの普及により私たちの生活は豊かになる一方で、自分たちのプライバシーや国家権力が侵害されていることにアメリカ国民は懸念を抱いているのだ。

テックラッシュが生まれた背景

今では世界のインターネット業界をけん引する存在であるアマゾン・フェイスブック・ツイッター・グーグルといった巨大テック企業は、1990年代のインターネット初期時代に登場した。当時、一般ユーザーや社会に益を与えながら前向きに市場を開拓していくというフェーズにあったインターネットは、2010年代の終わりごろには消費者にとってのインフラの1つとして確立されはじめた。

しかし、誰でも気軽にアクセスできる環境や様々な機能や技術が発展し、プライバシーが侵害されるリスクやフェイクニュースの拡散による弊害など、人々は多くの脅威にさらされるようになった。その脅威の積み重ねが大手テック企業への不信感となり、テックラッシュという言葉が生まれるまでに膨れ上がっているのだ。

テックラッシュをどう捉えるのか

アクセンチュアの調査によると、52%の消費者が、テクノロジーは重要な役割を果たしているもしくは日常生活のほぼ全ての側面に深く根付いていると回答している。さらに、世界の人口の過半数に値する45億人が1日に平均6.4時間をインターネットの閲覧に費やしているというデータもあり、デジタルテクノロジーがいかに私たちの生活に根付き貢献しているかは明白だ。

しかし、テクノロジーの普及とともに消費者のニーズや課題も変化していくことは事実だ。製品やサービスを提供する側の企業も、従来の方法をただ踏襲するのではなく、消費者の考え方や求めるものに合わせて企業の在り方を変化させていかなければならないだろう。

新しいものが生まれたり何かが変化したりする際には、少なからず葛藤や衝突が生まれる。大切なのは、メリットとデメリットの両面に目を向けて、何をどう見直し対応するのかを真摯に考え抜き実行することではないだろうか。

【参照サイト】日本経済新聞 – テック企業に迫る危機
【参照サイト】Accenture – テクノロジービジョン 2020:企業が「テック・クラッシュ」を乗り切るには




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