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グリーンアンモニアとは・意味

Ammonia

グリーンアンモニアとは?

グリーンアンモニアとは、再生可能エネルギーを用い、CO2を排出しない方法で生成された水素(=グリーン水素)を原料としたアンモニアのこと。具体的には、太陽光、風力といった再生可能エネルギーによって発電した電力を用いて水を電気分解して水素を製造し、その水素と窒素を合成させ、アンモニアを作り出す。

グリーンアンモニアはその製造プロセスでも、燃焼させて発電する際にも温室効果ガスを排出しないため、脱炭素に向けた次世代のクリーンエネルギー資源として期待されており、将来的には、火力発電所やボイラーなどの燃料として使用することで、エネルギー分野のCO2排出量削減に貢献することが期待されている。

一方、化石燃料から水素を生成する際に排出されるCO2をCCU・CCUS(二酸化炭素回収・貯留)技術で回収・貯留し、その水素から作られたアンモニアはブルーアンモニアと呼ばれる。

 燃料としてのアンモニアの可能性

アンモニアはこれまで主に肥料として用いられてきたため、すでに生産・運搬・貯蔵などの技術が確立しており、安全性への対策も整備されている。また、サプライチェーンもすでに確立されているため、初期投資を抑えてエネルギーへ転用できると考えられている。

現在のアンモニア合成のほとんどは、天然ガスを原料に用い、空気中の窒素と水素を鉄系触媒で反応させるハーバー・ボッシュ法(以下、HB法)を使って行われている。HB法は1913年にドイツで採用されて以来、100年以上アンモニア合成法の主流となってきた。この方法は非常に効率良くアンモニア合成を行うことができるが、その過程でCO2を大量に排出してしまうため、脱炭素のためには別の方法を検討する必要がある。

アンモニアは、次世代のクリーンエネルギーとして研究開発が進められている水素の輸送媒体として使用できる可能性もあるため、エネルギー分野で非常に注目されている。今後の研究開発にも期待していきたい。

【参照サイト】燃料アンモニア導入・拡大に向けた直近の政府の取組について
【参照サイト】アンモニアが“燃料”になる?!(前編)~身近だけど実は知らないアンモニアの利用先




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