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グラフィックレコーディングとは・意味

グラフィックレコーディングとは?

ミーティングや講演の内容を、文字とイラストを使って記録する方法のこと。参加者がリアルタイムで記録を共有できるよう、大きなホワイトボードや模造紙に描かれるスタイルが一般的。セッションが終わったあとも写真を撮って内容を残すことができる。話の内容を俯瞰的、そして直観的にとらえることができ、議論の活発化に繋がるとしてビジネスの場で重宝されている。

仕事にもなる

限られた時間の中で話の要点を整理し、イラストと文字を両方用いて記録を取るには要領があり、何より基礎的な描写力が必要だ。簡単な絵で十分ではあるものの、さすがに何を描いているかは伝えられないといけないからだ。そんなスキルを買われてのことか、様々な組織が外部のグラフィックレコーディングのプロに仕事を依頼するケースが目立つ。例えばアメリカを拠点に活動するグループImageThinkは、Google, Johnson & Johnson, NASAといった組織で活動した実績がある。日本国内でも、個人で記録の仕事を引き受けたり、グラフィックレコーディングを教える講座を開講していたりするケースが見つかる。

グラフィックレコーディングのすすめ

もちろん自主練習も可能なので、興味がある人は実際の会議で挑戦してみるといいだろう。特に発言をするでもない人たちがやたら多く出席だけしている会議があると聞くが、本当に何もすることがない人はグラフィックレコーディングのタスクを自分に課してみるといい。というのも、優れたグラフィックレコーディングをするには客観的な視線が大切なので、議論に参加していない人にうってつけの役割なのだ。議論の渦中にいる人が全体を俯瞰するのは難しい。話し合いというのは、ペラペラ喋れば良いというものでもなく、モノを語らぬ絵の方がときとして雄弁なこともあるのだ。




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