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ユニバーサルデザインとは・意味

ユニバーサルデザイン

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ユニバーサルデザインとは?

障害や年齢、国籍などに関係なく「全ての人が使いやすいように」デザインする手法のこと。1980年にアメリカの建築家・デザイナーで自らも障害を持っていたロナルド・メイス氏が発案した。(欧州では「デザイン・フォー・オール」という言葉が使われることも多い。)

1950年代にアメリカで生まれたバリアフリーの場合は、「すでにある障壁(バリア)を取り除く」という発想の仕方をする。しかしメイス氏は「誰かにとってのバリアフリーは、誰かにとってのバリアになりうる」ため、障壁を取り除くだけでは不十分だと考えた。「すべての人が、人生のある時点で何らかの障害をもつ」という発想の起点とし、「はじめから様々な人が使いやすいように工夫して設計しておく」のがユニバーサルデザインの特徴である。

ユニバーサルデザイン

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メイス氏が中心となり、ノースカロライナ大学のユニバーサルデザインセンターが発表した「ユニバーサルデザインの7原則」は以下の通り。

ユニバーサルデザインの7原則
1.公平に使えること
2.使うときの自由度が高いこと
3.単純で直感的に理解できる簡単さ
4.明確な分かりやすさがあること
5.安全であること(うっかりミスが重大な危険につながらないこと)
6.身体的負担が少ないこと
7.誰にでも使える十分な広さと大きさがあること

これらはあくまでもデザインの指針である。7原則を満たそうと躍起になるのではなく、ユーザーにとって本当に使いやすいものを作るために上手に活用していく必要がある。

<ユニバーサルデザインの例>
・ラベルを見なくてもボトルに触るだけで中身がわかるよう、側面に突起がつけられたシャンプーボトル。
・軽くタッチするだけでオン・オフできる大き目の照明スイッチ

【参照サイト】ユニバーサルデザインとは?| UCD
【関連ページ】バリアフリーとは・意味
【関連ページ】インクルーシブデザインとは・意味




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